◆◆◆◆◆◆◆事務局便り(2016年8月20日)◆◆◆◆◆◆◆
『運動は連続し、そして発展する』
7月22日、県道70号線沿いの通称「N1テント」強制排除、
8月5日までにと言われた「N1裏テント」の撤去勧告を受け、
N1裏の拠点を作ってから、
8月19日は初めての大規模な実際の工事阻止行動へ。
500人で座り込み、工事車両の出発自体を遅らせた。
辺野古の裁判が那覇であるため、10時に集会は解散、
残った100人で2時まで砂利の搬入を止めた。
しかし翌日の8月20日は50人。
この50人で何ができたのか。
6時45分、作業車両が北からN1ゲート前に来る。
50人で座り込み30分止めた。
機動隊は30人ほどいたがまったく手出ししてこなかった。
排除するには人数が足りないのだ。
ヒロジさんが、これ以上は他の車両の迷惑になるからあきらめて帰れと説得、しぶしぶ作業車両は南に向かった。
ところが50メートル南下したところで
応援に駆けつけた機動隊のカマボコ(機動隊バス)と鉢合わせしてしまった。
その場所はもともと警察車両が放置されて一車線しかないので、
作業車両もカマボコも立ち往生。
どちらもなぜか引かず、20分以上動かなかった。
座り込みのメンバーはそれを眺めていた。
その後機動隊のカマボコが次々にN1に向かってきた。
続々と機動隊員がおりてくるが、それをスルーして、
座り込みメンバーは南のダム湖にかかる橋へ移動。
機動隊はなすすべなく、どこへいくのかとマヌケな質問。
みなで、散歩と答える。
そして砂利を積んだダンプを阻止するため橋の上に座り込む。
橋の上の排除はきわめて危険なため。
機動隊も手出しできず、1時間も対応が遅れる。
小口弁護士は、トラメガで機動隊に、2時間かかってもダンプは引き返して北からまわれと忠告。
この橋の上で不測の事態が起こればただではすまない、落下の大事故につながると。
しかし1時間後に強制排除が始まる。
一人ずつ抜かれ、機動隊カマボコの間に閉じ込められる。
そこでありえないことが起こった。
新報とタイムスの記者も閉じ込められてしまったのだ。
抗議しても20分ほど出してもらえなかった。
新聞記者が閉じ込められるのは辺野古ゲート前でもおそらくなかったこと。
報道の自由の極めて重大な侵害である。
ありえないことが次々に高江では起こっている。
昨日の500人の大結集の延長に今日の阻止行動がある。
50人でも、やり方によっては3時間もダンプを止められる。
座り込みのやり方は柔軟にしなやかに日々変化しています。
月曜日からも引き続き朝6時にN1ゲート前に結集してほしい。
★ヒロジの一言コーナー★
今日の一言
「工事は止められる。」
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